一昨日読んだ本は、

指南役の「考え方」の考え方という本。

アイデアマンとは、アイデアの考え方を知っている人。

アイデアを考える方法を18通り紹介している本になります。

 

 

方法を身につければ、

誰でも自転車を乗れるように

安易にアイデアを生み出すことができる。

 

 

構成は、

1、始動(スターターキット)

2、環境(シチュエーション)

3、技術(テクニック)

4、品質(クオリティ)

となっていて、すごい分かりやすい。

 

 

1、始動(スターターキット)は、

どう始めるかについて書かれている。

 

 

(1)初めにゴールを見る

浦沢直樹さんは、連載前に名シーンを描くそうだ。

企画の段階で、ゴールシーンを見ている。

 

(2)とりあえず書き始める

一般的に、最初の一行を書くまでが長い。

準備ばかりに時間がかかって、なかなか始められない。

肝心なのは、思い切ってやり始める。

夏目漱石は、毎日午前中。決まった時間に決まった分量だけを書いていた。

そして、推敲に9割の力を注ぐ。

 

(3)あの人ならどうする?

師と仰いでいる人や尊敬している人ならどうするか?

を考える。これは一種のイメージトレーニング。

 

(4)必ず正解がある

正解に近づくと胸騒ぎがするもの。

 

(5)アイデアは突然

アイデアは突然やってきて、風のように去っていく。

エジソンもアインシュタインもメモ魔だった。

閃きを忘れないように常にメモしていた。

人によっては、ボイスレコーダーを用いる人もいる。

 

 

2、環境(シチュエーション)は、

誰でも、どこでもアイデアは出せるということ。

 

(6)制約はチャンス

人間は、制約の下でこそ、知性を発揮する。

制約があるからこそ、面白いものができる。

 

(7)立ち位置は関係ない

アイデアは誰が出したって良い。職業は関係ない。

 

(8)アイデアは夜作られる

修羅場で生まれた名曲は意外とある。

手塚治虫も生前、次のように言っていた。

『締め切りはクリエイティブの原動力になんです』

 

(9)機は熟す

アイデアを生む源泉は、時代。

100匹のサル。この現象は形態共鳴。

一匹のサルが海水で芋を洗うと、海を隔てた他の土地でも、どうような行動が起きる。

ドラマでも同一クールで似たようなテーマが放送される。

だからアイデアは、一刻も早く具現化させよう。

 

 

3、技術(テクニック)は、先人達が築き上げた技術。

それを利用し、効率的にアイデアを構築する。

 

(10)笑えること

悲劇よりも喜劇が難しい。

優れた映画には、笑える作品が多い。

広告は、ユーモアの宝庫である。

笑えるコツとしては、説明しすぎないこと。

 

(11)具体的であれ

優れたラブストーリーは、『アイ ラブ ユー』というセリフが登場しない。

その代わり、具体的な言葉が語られる。

誰か一人を思い浮かべて考える。

 

(12)逆転の発想

キューサイの青汁。『まずい!もう一杯』

ジャンプスクエア。『検索しないでください』

 

(13)引き算の美学

黒澤監督は、姿三四郎の成長を下駄で表現。

手塚治虫は、読み切り漫画で2倍の原稿を書いた。

そこから半分に削り、作品に仕上げた。

スピルバーグ監督は、JAWSで前半の1時間、ジョーズの姿を一切見せなかった。

 

(14)積極的に模倣する

優れたアイデアは、時を超えて受け継がれる。

優れた作品は、模倣から生まれる。

 

(15)ネーミングのコツ

急ぎすぎないこと。そのうち正解は降りてくる。

ダジャレは、意味を持たせること。「通勤快足」「鼻セレブ」

 

 

4、品質(クオリティ)は、

シンプルで、美しく、オリジナルであるかチェック。

 

(16)タイムリミットは30秒

優れたアイデアは30秒もあれば説明できる。

20世紀FOXの経営者ザナック親子は、

「一行で表現できない映画はヒットしない」という鉄則を持っていたそう。

優れたアイデアはシンプルで、面倒くさくない。

テトリスは、いつまでも飽きられることはない。

シンプル イズ ベスト。

 

(17)アイデアは美しい

優れたアイデアであるかどうかを判定する最も簡単な方法は、美しいかどうか。

 

(18)最後に勝つのはオリジナル

世界を変えるビッグヒットはコピーから生まれない。

好きこそものの上手なれ。好きなことは得意分野になる。

得意分野に企画を引き寄せる。

 

 

【感想】

豊富な具体例で、理論ばかりの本より、すごい分かりやすい。

具体例の大切さを改めて実感。

具体例も幅広いので、いろんなジャンルで、人それぞれヒットしやすいと思う。

ひとつひとつの方法は、知っていることも少なくないですが、

できていないところも多いので、一つずつでも実践していこうと思う。

 

とりあえずは、多種多様な経験をすることから始めてみよう。

また、とりあえず書き始めるなどは、

私も始めるまで時間がかかるので、

手を動かすことを意識しよう。