今日読んだ本は、

小倉広さん著の『やりきる技術』。

「やりきる」ことができないと、「負け癖」がついてしまう。

弱い自分に慣れてしまう。

 

 

「やりきる」ことは、「自分との約束を守る」こと。

「やりきる」ことで、「自信」がつく。

「やりきる」ためには、3つのステップが必要。

 

一つ目のステップは、「始める」こと。

「やるぞ!」と決意しても、躓いてしまう。

なかなか手を付けることができずに先延ばし。

結局あきらめてしまう。

 

二つ目のステップは、「続ける」こと。

習慣にすることは難しい。継続することでの挫折も多い。

 

三つ目のステップは、「やり直す」こと。

「やりきる」上で、一番大切なのは「やり直す」こと。

 

ポイントは、心と体。

心が変われば、行動(体)が変わる。

行動(体)が変われば、心が変わる。

心と体は相互依存関係にある。

三つのステップ×(心、体)で、計6通りの技術を紹介。

 

始める技術~「体」編~

1、細かく砕く・・・大きすぎるから、おじけづく。

考えずにできるレベルにする。

(例)ジムに通う→「通うジムを決める」から始める。

 

2、着手する前の日にラフ・スケッチを描く

こどもがお絵かきするように楽しみながら行う。

一日寝かせて「熟成」。

 

3、ハードルを下げる

ベイビーステップ:達成可能なレベルまでハードルを下げた目標。

(例)読書 → 本を開く
(例)ジョギング → 着替えて玄関を出る

 

4、環境を整える

机のきれいさと仕事の進み具合は比例する。

⇒整理整頓をしてから仕事を始める。

準備をしておく。(例)「お礼状を書く」

⇒筆ペンがない、署名捺印を忘れたなどで、隙間時間にやろうとしても、やめてしまう。

⇒ハガキに切手を貼っておくなど、「後は書き込むだけ」まで準備して持ち歩く。

 

5、儀式で盛り上げる

シフトチェンジ → 服を着替える。音楽を聴く。

 

6、一石二鳥でひも付ける

(例)犬の散歩がてらジョギングする
(例)お風呂に入りながら、企画書のラフ・スケッチ
(例)通勤中に、歩きながら企画を考える

 

始める技術~「心」編~

1、「始める」を邪魔するイラショナル・ビリーフ

イラショナル・ビリーフとは、非合理的な思い込み。

「失敗=敗北者」。こうした思い込みを書き換える。

仕事の直前に書き換えるのでは遅い。前日に進めておく。

 

2、ゴール後の美酒をイメージ

マラソンも途中経過ばかりに意識をフォーカスすると、苦しくなる。

爽快な気分のゴール後をイメージすると心が軽くなる。

 

3、一歩だけ見る

ゴールをイメージしても、現実を見ると苦しい。

マラソンでそんな時、「三本先の電柱」を目標にした。

ひとつずつ地道に、こなしていく。

 

続ける技術~「体」編~

1、一発逆転を狙わない

再現性の低い一過性のMAX値・・・大きな犠牲を払って無理やりやっても続かない。

「小さなことをコツコツと積み重ねることが、とんでもない所へたどり着く唯一の道」

 

2、定例化し、習慣にする

習慣になると全自動。なにも考えず、悩まず、サクサク動くだけ。これが習慣の力。

無理をやめる。「チリツモ・ダイエット」。

 

3、聖域とつくり充実

午前中という聖域。午後は予定外の仕事が入ってくる。

夕方は、疲れた体と頭で効率が悪い。

午前中に「緊急ではない重要事項」を優先。

 

4、誘惑を遠ざける

SNS。ネットサーフィン。

ほんのちょっとだけが、あっという間に2時間。

⇒LANケーブルを引っこ抜く。

⇒代用品を用意。

 

5、必須事項や雑用は眠くなってからやる

家事はうとうとしながらやる。

 

6、マイルストーンを刻む

資料ができてからミーティングでは、一行に進まない。

途中のチェックポイント毎に締め切りを作ることで実現していく。

 

続ける技術~「心」編~

1、欲張らない

ランニングもいきなり10km走るから続かない。

まずは、1~2kmのウォーキングから。

「ちょっと物足りない」くらいが丁度いい。

 

2、意思をもって楽しむ

達成感を味わう⇒終了項目の塗りつぶし。

 

3、やめる前にあと一歩

難易度が高い仕事、時間がかかる仕事⇒貯金が心にゆとりをもたらす。

わくわくした気持ちでやめる

 

4、飛ばして次にいく

借金するとノルマが重くなる。悪循環になる。

行き詰ったときは飛ばして次に行く。

空白ができると人は、埋めたくなる。

 

5、プレッシャーを作り出す

周りに宣言する

 

6、ご褒美と罰

危機感をあおるネガティブエネルギー

ネガティブエネルギーの特徴は、瞬発力。

持続性が高いポジティブエネルギー。

 

やり直す技術~「体」編~

1、何回でも何百回でもやり直す

転んでもいい。起き上がらないことが問題。

あきらめない限り失敗はない。

 

2、同じやり方で、違う結果を求めるな

やり直しは何かを変えるチャンス

 

3、思い切ってばっさり捨てる

何かを「やる」のではなく、何かを「やめる」

 

4、できないことを例外にしない

イレギュラールールを設ける

 

5、スクランブル体制を発動する

何を犠牲にするかを決める。

 

やり直す技術~「心」編~

1、三日坊主の自分をほめる

三日坊主は、4日のうち3日は成功。年に273日は成功している。

失敗ではなく、途中休憩と考える。

リスタートすることに意識を向ける。

 

2、自分に嘘をつかない

投げ出したいと悩んでいるのはやり直したい証拠。

やらされ仕事も『自分の意志で決めたこと』と思えば、取組み方が変わる。

 

3、やり直すをやり直す

マラソンは、途中で歩いてもいい。

記録よりもゴールすることが重要。

かっこよくリタイヤするよりも、かっこ悪くてもゴールする。

 

4、不完全な自分を好きになる

完全な人はいない。

不完全な自分を許す。

自分を許せば他人も許せる。

 

5、やり直すことを前提に始める

いきなり最終形を作らない。

結局は、やり直すことになる。

スモールスタート、70点主義。

 

6、できないのではない、やらないのだ

できないこととしないことは違う。

やりきれないとしたら、やらないのだ。

最後は根性論。達人だって、最後は『やる』の一言。

 

【感想】

マラソンやダイエットの話があって分かりやすい内容でした。

項目分けのためか重複している内容も多い。

やり直すことを考慮しているのが面白い。

 

スケジュール立てても、思うように進まなかったら

挫折することもある。

挫折してもあきらめずにやり直す。

やり直すことで、前に進んでいける。

 

取り掛かりのハードルをいかに下げるかは勉強になりました。

取り掛かれないのは、ハードルが高いから。

いかに苦痛を感じないレベルに下げられるかが秘訣かなと思いました。

 

誘惑するものや邪魔するものを排除する。

やらないことを断捨離していく。