昨日読んだ本は、木村尚義さん著の

バカのアイデアだけが世界を変える!』です。

この本を手に取った時の印象は、

『その発想は無かった!』 という最初の5つのアイデア。

そこから面白そうと思い読み始めました。

 

 

タイトルで述べている『バカ』とは、

さまざまな常識や前提条件に縛られることなく、

軽やかに思考を飛躍させられる人を指す。

 

本の内容は、ラテラルシンキング(水平思考)に関するものになっています。

ラテラルシンキング(水平思考)とは、

前提条件を無視して「AかBかの二択にもかかわらず、Cを選ぶ」というもの。

 

ラテラルシンキングの3つの考え方と基本姿勢

《3つの考え方》

常識にとらわれないで「自由に」考えること

とにかく最短のルートで問題を解決しようと考えること

できるだけお金や時間をかけずに目的を達成しようと考えること

 

《3つの基本姿勢》

「本質をつかむ」……全てを抽象化することで、本質が何であるかを探っていく

「疑ってみる」……前提条件を鵜呑みにしない

「偶然をモノにする」……常に疑問を持ち、最善を探ることで、偶然の中からヒントを見つける

 

それぞれの例

「本質をつかむ」……「魔のカーブ」からいかにして事故は消えたか?

⇒スピードを出してしまうのは?

⇒安全だから。

⇒「事故を起こしたくない」と思わせればいい。

⇒道路の真ん中に植木して「植木に衝突してしまうかも」を思わせる。

 

「疑ってみる」……おせち料理は「作る」から「買う」へ

⇒ひと昔前までは「自宅で作るもの」

⇒近隣の主婦が力を合わせて、一気に大量に作り各家庭で分けていた。

⇒隣近所の付き合いが激減。でも、お正月はおせちを食べたい!

⇒田舎からの取り寄せは生ものなので難しい。買うしかない。

 

「偶然をモノにする」……限界集落の「落ち葉」を売る

⇒限界集落の過疎化阻止はどうすれば?

⇒たまたま入った料理店で、お皿の盛り付けの演出に落ち葉が!

⇒「もしかして落ち葉って売れるんじゃないか?」

⇒試しに落ち葉を卸せないか持っていて見ると、確かにニーズはある。

⇒お年寄りのビジネスへ。

 

既成概念を打ち破るバカの思考法

6つの「バカ」ポイント

くっつく、組み合わせる、力を入れない、観察する、陽気に考える、イジる。

 

くっつく……他者の力を利用する

⇒運転免許センターの近くに必ず「つけ麺大王」

⇒運転免許センターの周囲には飲食店が少ない。一定以上の客数が見込める。

 

組み合わせる……組み合わせて新たなメリットを生む

⇒スリッパ+モップで省スペース

⇒歩くだけで床がピカピカ。モップを置くスペースがいらなくなる。

 

力を入れない……労力は最小限に

⇒クリスピー・クリーム・ドーナツの無料配布

⇒ドーナツが箱ごとタダでもらえる。

⇒もらった人が周りにPR。

⇒もらった人が列をなして並ぶ。

⇒他の人達に「並ばないと買えない」と印象を与えた。

 

観察する……観察して突き抜ける

⇒「面倒くさい」が生んだサービス

⇒レンタルDVDを返しに行くのが面倒くさい。

⇒郵便ポストに投函するだけで返却できるサービス。

 

陽気に考える……欠点を武器に変える

⇒ワケあり商品

⇒果物などで、形の悪いもの、ちょっと傷んだものは出荷できない。でも捨てるのはもったいない。

⇒消費者からは、安く買えるから魅力。

 

イジる……着眼点を変える

・他のもので代用できないか?

・他に使い道はないか?

・逆にしてみたらどうか?

・組み合わせてみたらどうか?

・大きさを変えてみたらどうか?

・入れ替えてみたらどうか?

 

【感想】

AかBかの二択の場合、ついどちらかを選ぼうとしますね。

他の選択肢もあるに関わらず。

二択で、意識に制限が掛かっている状態になります。

その際の第三の選択肢を考える上で勉強になります。

 

方法的には、アイデア発想の本に書かれている内容と同じ。

切り口を変えた本になります。

例など面白く、スーッと読めるので、

いろいろとアイデアを考えるうえで参考になります。