昨日と今日読んだ本は、殿村美樹さん著の

ブームをつくる』です。

読もうと思ったキッカケは、前回読んだ殿村さん著の

どんな人でも買わずにはいられなくなる「欲望直撃」のしかけ』が面白かったから。

 

 

殿村美樹さんは、「うどん県」や「ひこにゃん」など

数々の地方PRを成功に導いてきた国民的ブームの仕掛け人。

本では、予算も実績もない商品を社会的なブームに導いていくプロセスを解説しています。

 

PRとは、特定の商品を広く社会の人に知ってもらうために、

メディアに取り上げてもらうための企画を練ったり、

イベントを行なったりすることをいう。

 

しかし、殿村さんは、それだけとは考えていない。

商品を知った人々に何らかの行動を起こしてもらう、それもできるだけ長く。

ここまでがPR業務だと考えている。

PR活動を通じて「ひとつの『文化』をつくり上げていく」ことを目指している。

 

一般的な仕事の場面でもPRのノウハウは活きる。

なぜなら、狙った相手に的確に情報を発信し、

確実に受け取ってもらうことは必要だから。

 

「人が自ら動く仕組みづくり」が必要。

「個人へのアプローチ」がPRの基本。

 

マイブームが集まって生まれるもの = ムーブメント

これがPR戦略の核。

PRの考え方「マイブームからムーブメントへ」:ムーブメント思考。

 

イソップ寓話『北風と太陽』で例えると、

北風は「広告」、太陽は「PR」。

PRは、周りの空気を変えることで、人々が自ら行動を起こすように促すもの。

 

PRで守らなければいけない「4つの理念」

  • 事実に基づいた正しい情報を提供する
  • ツーウェイ・コミュニケーションを確保する
  • 「人間的アプローチ」を基本とする
  • 「公共の利益」と一致させる

 

広告は消費者層に向け、PRは個人に向けて発信する。

PRの4つの役割

  • センサーとして
  • 企業の良心として
  • コミュニケーターとして
  • モニターとして

 

個人の単位から社会的な動きへ

臨界点は、約2%。

日本社会が1億人スケールだとすると、200万人。

臨界点の先にあるのが、理想と考える「永続性を生むPR」。

 

ブランドとして価値を持つには、「信頼」と「共感」が必要。

効果的なPRを展開するには、「誰に向けて情報を発信するのか?」がポイント。

「誰のために」「何のために」「なぜ、いまなのか」

という商品の存在意義をしっかり把握する。

これがターゲット設定をする上で非常に重要。

 

「どこか新鮮!」を大切にする。

言葉の選び方で売り上げが伸びる。

平均的国民の感性を持ち続ける。

 

「みんなが、何を求めているか」を正確に把握する。

次の3つの指標に注意

  • ファッション感覚
  • スーパーマーケットの商品価格
  • テレビドラマ

 

ストレートにものを見る。

業界の価値観にとらわれない。

 

クライアントを納得させるプレゼン術

PR戦略を考えるときのカギは「時代」

交渉するときの基本は、相手をほめること。

相手をリスペクトする。

 

《クライアントのタイプ別対応方法》

  • 固定観念に縛られている相手は自分で考えさせる。
  • 自信を失っている相手には勝算を語る。
  • プライドのある相手にはトレンドを打ち出さない。
  • 価値に気づいていない相手には理屈ではなく実例を示す。
  • ときには裏口からアプローチしてみる。
  • 本当のプレゼンは拒絶されてから始まる。

 

メディアを動かす

PR業務には、メディアとの連動が欠かせない。

プレスリリースの「5W1H」と「YTT」

⇒「5W1H」を正確に伝えること。

⇒「YTT」:Y(Yesterday)、T(Today)、T(tomorrow)
  時間軸に沿って情報の価値を表現する。

 

その言葉に「ニュース性」はあるか?

⇒「最高」「最低」「最大」「最小」

 

タイトルとヴィジュアルだけで理解できるプレスリリース

言葉は心に響くものを10文字以内で。

記者発表や体験会の「場所にもニュース性が必要」。

プレスリリース後の個別フォロー。

 

【感想】

効果的なPRを展開するには、「誰に向けて情報を発信するのか?」がポイントとあります。

効果的なPRとの違いは、ターゲットの明確化。

複数に向けてのPRではなく、個人に向けて。

私も個人に向けてという視点が曖昧になっていたかも。

 

ホームページ作成でもターゲット設定として、具体的なペルソナをします。

うまくいっていないのは、ターゲット設定が悪いか、曖昧であるから。

時代のニーズを把握する。

最近は、周りを観察する視点がなかった。

やっぱり疑問を持つということが大切ですね。