本日読んだ本は、斉藤孝さん著の『斉藤孝の企画塾

読んでみようと思ったのは、斉藤孝さんが、

どういう風に企画を作っているのか興味があったから。

 

 

企画が成功すると、ひとつのことでまとまって楽しみ合うことができる。

ビジネスでもプライベートでも、企画力が要求される。

新商品、番組、本、販売、営業、経理、パーティー、お茶会、町内活動など。

企画力は、クリエイターと言われる人たちの専門能力ではなく、

あらゆる領域における問題解決能力。

企画力は、現代社会を幸福に生き抜く上で、大変有効な力。

 

企画は「立てる」ものではなく、「練る」もの。

企画を自分の頭の中で絞り込み、練り上げていって、

「もう、これしかない!」というところまで持っていく

プロセスを学ぶのが、この企画塾。

 

まず、『デザインシート』に慣れる。

『デザインシート』で考えがまとまる。

本の企画、2時間くらいの会を催すときにも使う。

企画が成功するかどうかは、必須項目が抑えられているかどうか?

 

《デザインシート》

・対象・・・誰が対象なのか?

・タイトル(ネーミング)・・・テーマは何か?

・ねらい・・・何のために行うのか?

・テキスト(素材)・・・材料は何か?

・キーワード(キーコンテンツ)・・・中心となるコンセプトは?

・段取り・・・具体的にどうやって行うのか?

・仕込み(裏段取り)・・・準備は何をするのか?

 

『デザインシート』を技化(わざか)する練習方法

⇒成功した企画を『デザインシート』に落とし込む。

 

『企画ノート』を作る。

⇒『ネタ帳』と言ってもいい。資料、アイデア、素材など、何でも書いていく。

⇒どんなちっぽけなことでも、心にひっかかるものがあれば書く。

 

『デザインノート』で、企画力に欠かせない「換骨奪胎」の能力が磨かれる。

今までのものをどうずらして使うかという、ずらし能力。

企画の多くは、ある業界で成功しているものを、別の業界やジャンルに応用したもの。

 

需要アンテナを立てる。

テーマをもって網をはっていると、思いがけないものがひっかかってきます。

自分のアンテナが反応したところだけ、付箋を貼るという練習。

 

付箋貼りのレッスン

➀身の回りにある雑誌や本などを5冊用意

➁5分間で素早く目を通し、20か所程度付箋を貼る

➂付箋を貼ったもの同士を組み合わせ、企画を作る。

企画を作るのが難しかったら、流れを作るでも構わない。

 

「世の中で成功している企画を10個あげてください」と聞かれて、

すぐに10個出てこないようだと、世の中に対するアンテナが立っていない。
会議
《企画力を鍛える》

 

1、メイキングビデオで企画がハマる瞬間を学ぶ

 ⇒アイデアが生まれる瞬間が目撃できる

  楽しさが分かっていると、採用されなくても、原動力になる。

  斉藤孝さんも、出版社が相手にしてくれない時、

  毎年正月に本の企画を10冊以上書いていた。

  黒澤明監督も、売れる前にシナリオを徹底的に書く時期があった。

 

2、いい企画は、作り手の頭の中で完成品が出来上がっている。

 ⇒企画力のある人は、ヴィジュアル化する力が強い。

  ヴィジョン力をつけるには、活字を読んで想像力を鍛えること。

  読み聞かせは、ヴィジョン力を鍛える。

 

3、会議

 ⇒誰かのアイデアを聞いた瞬間、ひらめくことがよくある。

  人のアイデアとの組み合わせが、対話力。

 

4、らしさを出す

 ⇒企画は、存在証明。

  どこでも通用するものでなく、カラーを出す。

  ピンポイントの絞り込みで、ハマる対象は必ずいる。

  制限することで、センスが出る。

 

5、エアポケットを探せ

 ⇒需要はあるけど、誰も気づいていないことで大ヒットになる。

  昔はやったもので、ここ何年か空白になっていること。

 

6、三割バッターでよし

 ⇒とりあえず小さくはじめる。小さく産んで、大きく育てる。

 

7、古典を利用

 ⇒企画の素材として使うのに便利

  『ロッキー』は、今までヒットした映画の要素を全部入れた。

  王道を組み合わせて、自分のテーマに入れていく。

 

8、チャレンジしている人のものを見る

 ⇒意欲を育てるには、チャレンジしている人の作品を見る。

  クリエイティブな環境に身を置く。

 

9、身体感覚

 ⇒対象にもぐりこんでいく想像力。

  企画は、心のエネルギーをどう捉え、どう流していくか。

  エネルギーの発散のさせ方の方法論。

  人の快感は、感覚に根ざしている。任天堂のWiiなど。

 

10、芋づる方式で企画を作る

 ⇒ひとつ企画を立てたら、必ずもう一本立てておく。

  せっかく集めた資料などを、ひとつにしか使わないのはもったいない。

  違う切り口がないか考える。

 

11、経験知を利用

 ⇒ひとつの企画が終わると解散してしまうのは、もったいない。

  場の熱や力を使って、もうひと作品。スピンオフもの。

  成功をおさめた企画の基本メンバーを変えないほうがいい。

 

12、関数

 ⇒何かを入れると、一定の変換で何かが出てくる。

  例えば、何かを小さくする企画(折り畳み傘、ミニコンポ)。

  ボックス化(バッティングセンター、カラオケボックス)。

 

13、オマケをつける

 ⇒得する情報を盛り込む。

 

 

【感想】

デザインノートとは、マーケティングなどでも同じですが、

誰に、何を、どう提供するかという内容が網羅されているかどうか。

抜け漏れをなくす、明確にするということでいいですね。

 

練習として、成功事例を落とし込むことをやっていきたい。

成功のパターンを身につけるにはもってこいです。

パターンが身に付けば、応用のズラシができますね。

 

付箋貼った所を組み合わせて企画を作る練習も取り入れていきたい。

何が出てくるのか面白そうです!早速やってみよう!

 

芋ずる方式などは、頭の片隅にでも思っていないと出てきませんね。

でも、せっかく集めた資料などを活用できるので、

やらない手はないですね。

準備などの労力がかなり省けるはず。

いろいろ参考になる考えがあって勉強になりました。